「公務員必見」公務員なのにお金がないという絶望に直面しないために

  • 辛かった公務員試験を突破し、努力が報われてようやく公務員になれたのに給料少なくない?
  • 「公務員になれば将来は安泰だ」と思っていたけど、年金も減っているし本当に大丈夫なの?

多くの公務員の方がこのような悩みを持っているのではないでしょうか。

そして、解決する方法も分からず、毎月安定したお金が入ってくることを理由にお金の悩みに目を背けていませんか?

よくわかります。

私も元々消防士をしており、同じ悩みを持っていました。

このお金に関する悩みは永遠のテーマで誰もが悩むことですが、誰でも解決できるというのも事実です。

実際に私は、お金の悩みを解決し、現在は仕事を辞め念願であった沖縄移住をしています。

私は公務員を続けずに退職して違うことにチャレンジするという道を選びましたが、本記事を読んで頂ければ、公務員を続けて不安な方もお金の悩みを解決し、今より精神的にも余裕のある暮らしが間違いなくできます。

そして、記事を読み終えれば漠然としたお金の悩みを解決することはもちろんの事ですが、今すぐにでもなにか新しいいことを求めて行動を起こすことは間違いないでしょう。

目次

皆さんがなりたかった公務員とはどのような仕事なのか

公務員とは

公務員と言っても、種類は様々です。

国や地方自治体の職員として、様々な人々のために安定した社会を作り、支えていくために働いているのが公務員です。

国家公務員は国家の運営に関わる仕事をするのに対し、地方公務員は地域密着型で地域の業務に携わります。

2つの違いは仕事のスケールです。

しかし、いずれも人の為に働くという点では同じであり、人々が安定した暮らしをするためになくてはならない仕事です。

初任給は安いことが多い

  • 以下では公務員を一括りにして話を進めていきますが、あくまでも平均的な公務員の給料をベースにしています。

公務員の初任給は一般企業の初任給よりも高いというわけではありません。

総務省の令和3年度地方公務員給与の実態による、地方公務員(一般行政職)の初任給は、以下の通りです。

大卒 平均187,623円

短大卒 167,464円

高卒 154,067円

大人1人が生活するには問題ない額ですが、贅沢な暮らしは到底できないのが現実です。

公務員は安定している

よく言われている公務員は安定しているとは以下の理由です。

  • リストラされる可能性が限りなく少ない
  • 仕事が倒産するという概念が無い
  • 給料は年功序列で年齢を重ねればその分増えていく
  • ボーナスや退職金が多くもらえる
  • 福利厚生が充実している

改めてみてみると本当に公務員って守られてますよね。

しかし、公務員になったからと言ってこの安定だけでは正直やっていくのは大変です。

私も公務員をやっていたからこそわかりますが、保証されて安定していても、公務員はほとんどが激務でしんどい仕事です。

安定した給料が入るのになぜお金がないのか

上記で解説したように、公務員は安定した給料が入るため、お金の計算がしやすいです。

しかし、だからと言ってお金に無頓着であれば、いざという時にお金が無いという状態に陥ってしまいます。

以下ではなぜお金が無いと思うのかを解説していきます。

無駄遣いしている

公務員は思っている以上にお金をもらえる仕事ではありません。

ですので社会人になったからと言って飲み会や、娯楽に多くのお金を使っているとすぐにお金はなくなってしまいます。

また、新たな人間関係が出来るので、知らず知らずのうちに無駄な出費をしていることも多くあります。

休みが多いためお金を使ってしまう

公務員はアクシデントや災害などが無い限り休日がしっかりと確保されています。

私は消防士をしていましたが、夜勤がある分すごく休みが多く感じました。

休みが多くても公務員は副業をすることが出来ません。

なので、好きな事をして過ごすため、必然的にお金を使ってしまいます。

私自身、少ないお金で時間の有効活用できるようになるまですごく時間がかかりました。

無駄な保険に入っている

皆さんの職場には昼休みになると保険屋が来て声を掛けられませんでしたか?

私の職場は毎日のように若い女性が職場に堂々と入ってきて声を掛けてきました。

保険に対して何も知識がない若い職員が狙われているのです。

私も、就職してすぐにこの勧誘に負けて保険に入りました。

保険に対して知識のなかった私は、保険に入ることによって他の保険の勧誘を断れるという浅はかな理由で無駄な保険に加入していました。

皆さんも同じような経験はないでしょうか。

一刻も早く無駄な保険は解約するべきです。

将来安泰という言葉に甘えている

公務員の給料は基本的には年功序列で右肩上がりです。

退職金やボーナスも多くあり、厚生年金に加入している為、退職後の年金も充分にもらえます。

この仕組みに甘えて目先のお金を使いすぎているというのがお金が貯まらない原因である方は多いのではないでしょうか。

退職金や貰える年金の額は年々減少しています。

公務員の将来は安泰であるという考えは無くなりつつあると自覚し、少しづつでもお金について考えていく必要があります。

お金の悩みを解決するために必要な4ステップ

お金の悩みは尽きないと思いますが、以下ではどのようにしてお金の悩みを解決していくかを解説していきます。

以下の順番でお金について考えると効率が良いので是非参考にしてみてください。

ステップ1 お金の知識をつける

まずはお金に関する知識を付けることが一番重要です。

皆さんの仕事は法律に基づいた仕事が多いのではないでしょうか。

法律に定められた根拠をもとに仕事をされている方ならお分かりだと思いますが、法律を知っていないと仕事にならない事が多いと思います。

お金も一緒で、お金に関する知識をつけなければお金に強くなることは出来ません。

しかし、何から勉強したら分からにという方も多いと思います。

そんな方は、まずはプロに相談するのも一つの方法です。

マネきゃんなら無料でお金お相談できるのでおススメですよ。

ステップ2 自分自身又は家族の家計を把握する

一人暮らしの方は自分だけで良いのですが、家族で暮らしている方は、家計を見直したいと思う方が家計を把握する必要があります。

家計を奥さんに任している方は、正直言って危険です。

奥さんがお金に詳しい、もしくはお金の勉強をしている方なら問題ないですが、お金についてあまり詳しくない方がほとんどではないでしょうか。

お金が必要な時に思っている以上に貯金が全然出来ていない、ということにならないためにも早めの対策をすることが必要です。

しかし、お金の問題というのは揉め事に発展しやすいので、夫婦関係については慎重に議論するようにしてくださいね。(笑)

ステップ3 固定費を見直す

出費を減らす方法で手っ取り早く最も効果があるのが固定費を見直すことです。

固定費とは毎月必ずかかる費用の事です。

代表的なものは、家賃、保険料、携帯代、光熱費、駐車場代等、それぞれの生活によってかかる費用は様々です。

固定費の見直しが効果的な理由は、一ば、その後はずっと安く済むという点です。

めんどくさくて後回しにしてしまう気持ちは分かりますが、めんどくさい手続きは一度きりです。

お金の知識を得た後は、行動して使えるお金を増やしていきましょう。

ステップ4 お金の管理を人任せにしない

お金の問題というのは自分自身の問題です。

家計を共にしている家族がいたとしても、お金の管理を人任せにすることはお勧めしません。

自分で稼いだお金は自分で管理できるようになる努力をする必要があります。

自分のお金を管理しようとしてくる人間すべてが良い人とは限りません。

人に騙されてお金を無くしてしまうということにならないためにも、自分のお金は自分が支配できるようになりましょう。

将来安泰は幻想であることを理解する

公務員がお金を無くす原因でもある「将来安泰」という言葉。

この将来は安泰というのは既に過去の話となりつつあります

そして将来は安泰ではないということを理解することが大切です。

理解することにより、危機感を感じて行動できるものです。

貰える退職金が減っている

皆さんもご存じだとは思いますが、退職金は年々減少傾向です。

今の若い世代の方たちが退職するときにはもっと減少している可能性も充分にあり得ます。

2006年と2023年の地方公務員の定年退職者の平均退職金は以下の通りです。

  • 2006年 約2800万円
  • 2023年 約2200万円

約20年という短い期間で約600万円もの退職金が減少しています。

さらに、増税の影響もあり、税金として納める額も増えている為、実質手元に残る金額は昔と比べ、非常に少なくなってきています。

お金のことを何も考えていない同僚を見て安心しない

公務員は同年代で階級が同じであれば給料も大体同じです。

なので、同僚の年収も大体想像つくと思います。

そこで、同僚と同じようにお金に勉強せずに、ただただ将来の不安を愚痴り合うのは危険です。

自分と同じ境遇の仲間がいると思うかもしれませんが、安心していてはいけません。

もしかするとその同僚は親族から莫大な遺産を受け取るかもしれません。

人と比べるのはやめましょう。

お金の問題は自分自身の問題であることを忘れないようにしましょう。

同居の家族と協力する

1人暮らしの方は自分自身の問題なので気にしなくて大丈夫です。

家族が居られる方は、将来のお金を残すためには、家族の協力が必要不可欠です。

お金についての考え方を夫婦で共有しておかないとトラブルが絶えないことになります。

例えば、奥さんから毎月3万円のお小遣いをもらっているとします。

たまたま飲み会が多くなり、お小遣い以上のお金を請求するとすごく嫌な顔されたことはありませんか?

お金を管理する側になればこの気持ちは非常によくわかるものです。

お金を管理すると、どれぐらいのお金が余るか計算しながら切り詰めて生活をしています。

一方が非協力的だと感じてしまうとすごく腹が立ってしまうのです。

夫婦間のトラブルを回避するためにも協力して共通認識を持つ必要があります。

お金を生み出そう

これまでの話でお金の無駄遣いや、お金への考え方が少し変わったと思います。

ここからはお金を増やすための実践です。

メルカリで要らないものを売ってみる

家に眠っていてもう使わないものって意外と売れるんです。

メルカリではなくリサイクルショップでもいいですが、メルカリの方が高く売ることが出来ます。

その分、梱包作業と発送作業をしないといけない手間が発生しますが、有意義に使えるためのお金を生み出すと思うと絶対にやるべきです。

家にあるものを売るだけなら副業に当たらないので、公務員の方も安心して使えるのがメルカリの良いところです。

  • メルカリで売るために仕入れを行うと副業に該当する可能性があるので注意してください。

メルカリのやり方は簡単なので、ネットで調べると参考になる記事がたくさん出ています。

現金はなるべく使わないようにする

これはお金を生み出すというのとは少し違いますが、ポイントをつける習慣をつけると現金払いがすごくもったいなく感じます。

現金で支払うのが当り前の人は今すぐにでもカード払いに変えましょう。

クレジットカードでの支払いは、支払額に対して大体1%のポイント還元を受けることが出来ます。

年間で200万円使ったとしたらポイント還元は2万ポイントです。

これを30年間続けると60万ポイント貯まります。

さらに、家族が増えると使う金額も多くなるので、どれだけお得かは想像できると思います。

現金払いは今すぐにでも辞めるようにしましょう。

クレジットカードで無くてもバーコード決済などスマホを使った便利な支払い方法も多くあるので、ご自身の生活に合わせて選んでください。

ちなみに私は楽天カード、楽天Pay、Edyを駆使して楽天ポイントを貯めて使っています。

余ったお金で投資を始める

ここからは持っているお金を増やす方法です。

投資を始めるのは簡単ですが、投資の知識をしっかり勉強してから投資をすることをお勧めします。

NISA

投資でお金を増やそうという考えに最も適しているのがNISAです。

ご存じの方も多いと思いますし、NISAの概要をここで説明すると長くなりすぎるので省略します。

これまでの説明を実行していただければ、毎月の収入から貯金に回せるお金が増えたと思います。

しかし、貯金をするだけではお金が増えることはありません。

勉強していくと分かることですが、貯金だけしておくとインフレや円安といった状況により、実質のお金の価値が下がってしまい、貯金をしていると損をしている可能性もあります。

自分のお金を守るための手段として投資は必要です。

投資の利益に対する税金がかからないNISAから始めるのが良いと思います。

iDeCo

投資の話になるとNISAが有名ですが、iDeCoも聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。

NISAは気軽に始められるものですが、iDeCoを始めるにはiDeCoの仕組みをしっかりと理解する必要があります。

少し縛りが多いiDeCoですが、老後の資金を確保する上ではとてもお得な制度となっています。

ここでiDeCoの説明をしてしまうとすごく長くなるので、簡単にだけ説明します。

iDeCoは公務員が唯一出来る節税制度です。

しかし、毎月の掛け金が最大12,000円(※2024年12月から月額20,000円に引き上げられる予定)と小額です。

そして最大のネックとなるのが、60歳までは基本的にお金を引き出せないということです。

また、基本的には途中で解約することもできません

しかし、税制優遇を受けることが出来るお得な制度なので、お金に余裕のある方は始めるべきだと思います。

その他の投資

お金を増やすのが目的であるならば、まずはNISAとiDeCoを始めるのが良いと思います。

しかし、NISAとiDeCoには上限額が設定されている為、もっと投資をしたいと思う方もおられると思います。

ここから先はそれぞれの投資を勉強して自分で始めていくことになります。

しかし、NISAとiDeCoの勉強をする中で、投資の基本的な考えや知識は十分だと思います。

他の投資も考え方は基本的に同じなので、自分に合ったものを選んで投資するのが良いでしょう。

ちなみに私はNISAとiDeCoの他には個別株の投資をしています。

投資をするうえで大事な2つのこと

目標を設定する

投資というのは今使えるお金を我慢して未来の為に残すということです。

目標を設定していないと投資の目的が分からなくなってしまい、途中で辞めてしまう方が多いです。

また、NISAやiDeCoは長期的な投資に向いている為、途中で辞めてしまっては投資の恩恵を受けることが出来ない可能性があります。

投資の勉強は継続して行うのはもちろんの事、目標を持ち続けることが成功の秘訣です。

無理をしない

無理して投資をしてしまうと何のために生きているのか分からなくなってしまいます。

将来にお金を残すために今を犠牲にする必要はありません。

今しかできないこともたくさんあるので、投資の影響で生活が苦しくなるというのは絶対に避けるべきです。

自分自身のお金のバランスをしっかりと考えて、無理せず続けることが大切です。

まとめ

お金の問題はすぐに解決することは出来ません。

しかし、今すぐにでも初めて効果が表れるものもあります。

今更やっても遅いという考えは捨てましょう。

やるなら今から始めるしかないのです。

自分の人生の理想と現実が違うと悲観するだけでは何も変わりません。

しかし、行動すれば必ず変わるのも事実です。

まずは何か行動を起こすことが大事なので、今日この記事を見終わった今すぐに自分自身のお金についての行動を起こしてください。

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