公務員でも貯金ができない?30歳地方公務員が1000万円貯めた方法

公務員のみなさん、貯金はそれなりに出来ていますか?

思ったように貯金が出来ていない

毎月の支払いが多くて困っている

このような方も多いのではないでしょうか。

実際、私自身も貯金が出来ずに困っていましたが、貯金が出来ない負のループから脱却し、30歳で資産1000万円越えを達成しました。

私が実践したことは、誰でも簡単に出来る事だけです。

皆さんも本記事を理解していただくと、お金が貯まらない現状よりも必ず良くなります。

この記事を読み終えると、お金について見直す部分がたくさん出てくると思うので、後回しにせずすぐに実行して貯金が出来る自分に生まれ変わりましょう。

目次

私が公務員で資産1000万円を達成した道のり

私は大学卒業後の23歳の年に中核市で消防士として勤務しました。

財政は良くない自治体だったので給料が特別良かったというわけではありませんので、参考にしてください。

私の消防時代

私は23歳から30歳の8年間消防士をやっていました。

消防士時代は28歳の年に一度昇任をしただけで、特に成績優秀というわけではありませんでした。

26歳で結婚し28歳で離婚するも子供は居ませんでした。

また、妻とは口座を一緒にしていなかったので、結婚していた時はお互い好きにお金を使っていました。

妻と出合うまでは貯金が出来ずに使い切ってしまうという生活を続けていましたが、結婚してからは、遊びが減りお金を使う機会が無くなったので貯金が出来るようになりました。

28歳の離婚時に私の口座に残っていたのは600万円でした。

そして30歳の時には1000万円を超えました。

28歳から30歳の約2年で400万円貯まった

私が自身の家計について見直そうと思ったのは離婚後の28歳からです。

結婚時は子供が居なかったため、2人でなんとなく貯金をしていましたが、離婚後は1人でお金を守る必要があったからです。

離婚後の約2年で400万円貯まり資産1000万円を達成しましたが、もっと早くにお金と向き合っていればもっと大きな資産を築いていたと思います。

私が主に実践したのは、固定費の見直しと現金を使わずに多くのポイント還元を受けるというものです。

その他無駄遣いだと思うことは極力やらないようにし、余ったお金を投資に回しました。

しかし、月に2回程は飲み会に参加し、趣味の沖縄旅行も年間で2回程行っていたので、そこまで私生活のレベルは落とすことは無かったです。

貯金が出来ないから脱却する6つの方法

ここからは私が実践した貯金額を増やす方法を詳しく解説していきます。

お金の勉強をする

始めに勉強をするというと、難しくて嫌になってしまう方も多いと思います。

勉強と言っても、ネットやユーチューブで気になることを調べたりするだけで大丈夫です。

簡単に始めれるものもありますが、同時にお金を知るというのがとても重要です。

しかし、何から勉強したらいいの?と思いますよね。

私がおススメしているのは、自分に関係しているお金の事から勉強することです。

実際に私が身近なもので以下のものを中心に勉強しました。

  • 給料について
  • 給料明細の給料から引かれている税金について
  • 自分が払っている保険について

私の場合は知識を得ることで「もったいない精神」を使い節約できたと思っています。

固定費を見直す

一番の効果を実感するのは固定費を見直すことです。

固定費とは毎月必ず払う必要のあるお金で、以下のものが代表的なものです。

  • 家賃
  • 保険代
  • 駐車場代
  • 車両保険
  • 携帯代

その他サブスク等個人によって様々ですが、毎月決まって払っているお金のことを言います。

固定費を見直すことの利点としては、面倒くさい作業は手続きの一度きりで済むという点です。

一度の設定で以後ずっと安く済ませることが出来るので、最も手っ取り早くお金を浮かす方法です。

現金をなるべく使わないようにする

現金派の皆さん、頭では理解されていると思いますがものすごくもったいないです。

今すぐにポイントが貯まる支払いに変えましょう。

クレジットカード、バーコード決済等様々な支払方法があり、現金よりも断然楽です。

支払いに対して最低でも1%のポイント還元が受けれるもので支払うようにしましょう。

支払い方法は皆さんの生活環境に合っていればどのような方法でも問題なしです。

ポイント還元率が1%なら、年間の支出が200万円で年間2万円分のポイントを受け取れます。

これを数十年続けると、また、家族が増えて支払いが多くなるとポイントの重要性もどんどん上がっていきます。

強制的に貯金が出来る仕組みを作る

公務員には給料から天引きされる共済貯金があります。

これは強制的に貯金が出来る仕組みであるのと同時に、銀行よりも高い利息で運用することが出来ます。

また、近年話題のNISAやiDeCoも設定さえしてしまえば強制的にその分のお金は使わないので、貯金が出来る仕組みとなります。

しかし、どれもが元本保証されておらず、お金が必ず増える仕組みではありません。

ただ、メリットも多く存在し、長く続ければマイナスになる可能性はとても低いです。

皆さんが必要だと思うところに無理のない範囲で強制的にお金を置いておく仕組みを作りましょう。

ふるさと納税を活用する

ふるさと納税は有名なのでやっている方も多いと思います。

ふるさと納税は収入によって上限額が決まり、2000円を超える分は住民税の控除や所得税の還付を受けることができます。

簡単に言えば、2000円で2000円以上の価値のあるものをゲットできるという制度です。

節税には当たらないですが、使って損はない制度となっています。

目標を設定する

漠然とお金を貯めるのと目標を設定してお金を貯めるのでは全然違ってきます。

  • いつ使うためにいくら貯めるのか
  • 老後資金は何歳までにいくら貯めるのか
  • 毎年の旅行の為に貯めるお金
  • 子供の進学に伴うお金

小さなイベントごとから大きなイベントまでお金の使いどころは様々です。

理由が有ればお金を貯めることが出来るのは私が実証済みです。

ちなみに私は退職して沖縄移住をするためにお金を貯めました。

なってはいけない公務員でもお金が貯まらない人たち

ここからは、公務員で充分なお金をもらっているのにお金が貯まらない、なってはいけない人たちを紹介します。

もしも当てはまっていたら注意が必要です。

安定した収入があるからこそお金を使いすぎてしまう人

これが一番多いお金が貯まらない理由なのではないでしょうか。

公務員は特殊な超過勤務が無い限り収入は安定していると思います。

また、年間を通して収入が多い月と少ない月もあらかじめ予想できると思います。

そのため、入ってくるお金を適当に計算して、これぐらい使っても来月にはまた給料が入るからと使い切ってしまう人が多いと思います。

このお金の使い方は癖になるので中々直すことが出来ません。

いち早くこの状況の方は脱却すべきです。

退職金や年金が多くもらえるため貯金をしない人

「公務員は安泰だ」と言われていたのは過去の話になりつつあります。

しかし、未だに定年まで働けば何とかなると思っている方が非常に多いように感じます。

もちろん、定年まで働けばなんとかなりますが、お金の計画を立てながら定年を迎えた方と、何も考えずに定年を迎えた方では雲泥の差です。

ご存じの通り、退職金は減り、年金が支給される年もどんどん遅くなっていっています。

自分のお金は自分で守る時代へと変化しています。

「公務員は将来安泰だ」と思うのはやめましょう。

若い時から同世代と比べて比較的に給料が多いので余裕をかましている人

公務員は高校卒業後の18歳でもなることが出来ます。

18歳で公務員になった人は他の同世代と比べると、お金を多くもらっているはずです。

大学卒業後の新卒の公務員にも同じことが言えますが、公務員は最初は良いですが、その分大幅な昇給は見込めません。

若い頃に好き放題お金を使っているとその生活から抜け出せなくなる可能性があるので注意が必要です。

昇任すれば給料が上がるから大丈夫と思っている人

今は若いからお金が貯まらないけど、昇任して給料が上がればお金も貯められると思っている方は居ませんか?

そういった方は間違いなく給料が上がったとしても貯金することが出来ません。

結婚、出産、育児と人は年を重ねるごとに出費も増えていきます。

お金に関して何も考えていなければ、若いころから年を重ねるまでずっとお金がギリギリという状態に陥ります。

公務員という仕事は決して楽な仕事ではないと思います。

少しでも心に余裕を持って仕事をするためにも、お金の心配事は少なくしましょう。

そもそもお金について無頓着な人

お金について関心が無い方はお金が貯まらないか、すごく貯まるかのどちらかに別れると思います。

お金には無頓着だが、自分でしっかりと貯金できている方は基本的には問題ないと思います。

しかし、お金に無頓着であり、お金の管理を全て妻や親に任しているという方は非常に危険です。

そもそも妻、親がお金に詳しいかどうかも分からないと思います。

お金というのは人を変えてしまう可能性があるものです。

いざ、自分にお金が必要となった時や、これから自分でお金の管理をしたいと思ったときに、揉める可能性もあります。

いくら信用している人とはいえ、お金の管理を全て任せるのはやめましょう。

ギャンブルを日常的にしている人

パチンコや競馬、競艇などを日常的にしている方はお金が貯まらない方が多いです。

ギャンブルが好きでどうしても辞められないのには中毒性があるからです。

ギャンブルはやらない方が良いというのは、頭で分かっていてもどうしても辞められないものです。

私は、消防時代にとても仕事が出来る上司がいました。

しかし、私生活ではパチンコで借金だらけで、どうしてもやめられないギャンブル依存症であったと後から知りました。

結局その方は、家族を残して自殺してしまいました。

子供も二人おり、家族もやるせない気持ちでいっぱいだったと思います。

ギャンブルから抜け出せなくなる前にやめてしまう事をお勧めします。

公務員は貯金に有利

公務員は貯金をする気になれば非常に有利な職業です。

収入が安定して右肩上がりである

公務員の収入はボーナスも含めて基本的には安定して右肩上がりです。

収入が安定しているということは毎月決まった額の貯金をしても、急にお金が無いという状況にはなりにくいということです。

収入が不安定な仕事だと、毎月定額の貯金というのは非常にやりにくいものです。

毎月の収入と支出をしっかりと把握して、決まった額を貯金できるようにしましょう。

福利厚生が充実している

公務員は比較的に福利厚生が充実しています。

福利厚生は使わなければ意味が無いので、積極的に使っていきましょう。

映画が無料で観れたり、とてもお得に宿泊出来たりと、普段の遊びをお得に出来る可能性があります。

福利厚生を使わずにほったらかしにするのはもったいないので積極的に使っていきましょう。

お金をコントロールすると人生が変わる

身の回りのお金をコントロールできるようになると、新しい考え方が生まれるものです。

これは、私自身の経験ですが、お金をコントロールするだけでも人生は変わります。

有意義なお金の使い方が出来るようになる

本記事でのお金への向き合い方を実践していただければ、必ずお金が浮いてくると思います。

そして、そのお金は今まで我慢していたことに使えるようになります。

例えば、家事が大変な家庭であれば、楽に家事が終わるような家電を買うことが出来ます。

ハイスペックな家電を買えば、家事の時間が短縮され、自由な時間が生まれます。

空いた時間で自分の好きな事が出来ます。

このように、有意義なものにお金を使えるようになるので、人生をより良いものにしていくことが可能です。

人生の選択肢が増える

仕事は60歳で終わりという時代はとうに終わりました。

現在は定年が65歳に延長される方向で決定しており、数十年先になれば定年が70歳になってもおかしくないと思います。

先ほどもお伝えしましたが、公務員の仕事は決して楽なものではありません。

私自身、消防をやってきたので分かることですが、60歳オーバーで現場活動をするのはどう考えても危険だと思っていました。

個人がどんだけトレーニングを積んだとしても、誰もが60歳オーバーでしっかり活動出来る訳ではありません。

かといって、現場以外のポジションが多く有るわけでもなく、現場に出なければいけないのが現状です。

今後、定年が短くなることは無いので、仕事の辞め時は自分で判断する必要があると思います。

そのためにも、お金はしっかりと貯めておき、仕事を辞めても大丈夫な環境を作る必要があると思います。

子供にお金について教えることが出来る

お金の教育は日本ではなぜかタブー視されてきました。

昨今ではお金の教育が必要となっており、学校でも必修科目となります。

しかし、まだまだお金への知識を深めるには時間がかかると思います。

お金の使い方は親をみて学ぶしかないのです。

最初から親が有意義な使い方をしていれば、子供はそれが普通となります。

子供がお金に困らないためにも家庭で教育する必要があります。

まとめ

公務員はお金を貯めるには有利な職業です。

しかし、休みが多いなどの誘惑があり、お金を貯めることが出来ない方も多いです。

貯金を始めるのに遅いというのはありません。

こつこつ諦めずに続けることが大切です。

まずは出来る事から少しずつ始めましょう。

お金の勉強は難しい部分もあるので、分からないことはプロに無料で相談しても良いと思います。

いつかやろうと思ってもできないと思うので、この記事を読み終わった方は今すぐになにか行動を起こしてくださいね。

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